結婚相談所の利用を検討している方にとって、料金がいくらかかるのかは最も知りたいことの一つなのではないでしょうか。この記事では、結婚相談所の相場と内訳、相談所を選ぶときのチェックポイントなどについて解説します。
目次
結婚相談所で1年間活動するためにかかる料金の相場は、300,000~600,000円程度です。結婚相談所ごとにサービス内容等が異なるため、相場に大きく幅があります。
結婚相談所でかかる主な料金の内訳は、以下の5つです。
◆初期費用
◆月会費
◆成婚料
◆お見合い料
◆オプション料
結婚相談所に入会する際は50,000~200,000円程度の初期費用がかかります。初期費用には、「サポート費」と「登録料」が含まれることがほとんどです。
サポート費は結婚相談所に入会する時に必ず必要な費用で、受けたいサービスの内容や年齢、性別などで料金が異なる結婚相談所もあります。
登録料は結婚相談所で使用しているシステムへの登録や、システムを利用するために必要な費用です。結婚相談所のシステムやプロフィールの内容によって料金は異なります。
月会費はお相手検索や活動の記録、カウンセラーとのやりとりを行うシステムの使用料です。10,000~20,000円程度で設定されているところが多く、サービス内容やプランによって月会費が異なる場合もあれば、一律の月会費を設定している結婚相談所もあります。
また、活動を一定期間行わない場合に、その期間の月会費を支払わなくてよい「休会制度」を設けている結婚相談所もあります。休会の条件などは入会前に確認しましょう。
成婚料は、結婚相談所で成婚退会する際に支払う料金のことで、相場は50,000~200,000円です。成婚料を設けている結婚相談所と設けていない結婚相談所とそれぞれあります。
成婚料を設定している結婚相談所では、金額だけではなく、成婚退会となるタイミングの確認も重要です。婚活業界で一般的に使用されている「成婚退会」という言葉ですが、その定義は結婚相談所によって様々です。
1対1で交際をスタートし、新しいお見合いを組まないと判断したタイミングで成婚退会とする結婚相談所や、プロポーズを経て婚約したタイミングで成婚退会とする結婚相談所もあります。
もちろん、後者であれば「結婚」というゴールに対してより近い状態でサービスを退会することができます。成婚料は決して安くはありませんので、成婚退会のタイミングも確認するようにしましょう。
お見合い料は、結婚相談所でお見合いをする際にかかる費用で、1回のお見合いにつき5,000~10,000円ほどかかります。お見合いを行った回数分費用がかかるので、会員によって料金の総額が異なります。
初期費用が安いという理由で結婚相談所を選んだ結果、お見合い料で毎月何万円も支払うことになったというケースもありますので、入会前にお見合い料については必ず確認しましょう。
元々、お見合い料を設定していない結婚相談所もありますので、多くの人とお見合いをしたい場合は、お見合い料がかからない結婚相談所を選ぶと良いでしょう。
結婚相談所によっては、オプション料を追加で支払うことで月のお申込み件数を増やせたり、会員限定の婚活パーティーやセミナーなどに参加したりすることができます。活動を進めていく中で必要なタイミングで自由に選択できるサービスへの料金です。
料金が比較的安い結婚相談所では、活動中に多くのオプション料が必要となる場合があります。そのため、退会までにかかる費用が高くなってしまうケースも少なくありません。入会前に、どのようなオプション料があるのかを確認しましょう。
結婚相談所の料金が相談所ごとに異なる理由の一つに、制度やサービス内容が異なることが挙げられます。細かな条件を洗い出し、料金と照らし合わせながら入会を検討しましょう。
多くの結婚相談所では、担当カウンセラーからのサポートが受けられますが、こまめに連絡を取りながら進めてくれる相談所もあれば、会員に活動を一任して困ったときだけ相談に乗る相談所もあります。
また、相談所のwebシステムで自由にお相手探しをするところもあるなど、サポートの手厚さはさまざまです。
一般的にはサポートが手厚ければ手厚いほど料金も高くなる傾向があります。自由に活動したい方はカウンセラーのサポートが不要なため、サポートが手厚いことが一概に良いこととは限りません。
今までの婚活でうまくいかない理由が分からない、第三者に相談しながら婚活を進めていきたいといった方はサポートが手厚い結婚相談所を選ぶようにしましょう。
結婚相談所の中には、お見合い料をはじめとした都度払いの費用が発生するところもあります。初期費用が安くてもお見合い回数を重ねると、活動期間終了までの費用がかさむ可能性があるため、注意しましょう。
どれくらいの期間で活動を終了できそうか無料カウンセリングで確認することで、費用がいくらかかりそうか試算することもできます。
料金が安い相談所には、なぜ費用が安いのかを必ず確認しましょう。無駄な広告を打っていない等の企業努力で値段を下げているケースもあれば、サービス内容を薄くしたり、人件費を削ったりすることで低価格を実現している可能性もあるためです。とくにカウンセラーの数を減らすと、1人あたりが担当する会員数が多くなり、十分なサポートを受けられなくなる可能性が高くなります。
返金の条件は相談所によって異なります。返金の条件として3ヶ月間マッチングなし、○○コースのみ、〇ヶ月以上在籍といった条件を厳密に設けている場合は、その条件に当てはまらないと年会費が返金されません。
とくに途中退会時に返金を求めた際、思ったよりも返金額が少なかったことについてトラブルになることがあります。「入会から〇カ月経った場合は〇%返ってくる」といった規定を事前によく確認しておきましょう。
結婚相談所を退会せずに活動をお休みする休会制度を設けている相談所もあります。ただし、休会期間中の月会費の割引の有無や割合は相談所によって異なるため、休会前にチェックしておきましょう。
専任カウンセラーが決まっておらず、1人の会員を複数のカウンセラーが担当する相談所もあります。専任カウンセラーが決まっていない状態では引継ぎが不十分になりがちなため、サービスが手薄になる可能性があります。
サポートが手厚い結婚相談所を探している場合は、カウンセラーが専任かどうか確認するようにしましょう。
ほとんどの結婚相談所では、お見合い申し込み人数の上限が定められています。極端に少ない場合は良いお相手に巡り合える確率が減るため、料金が安くても効率が悪く、活動期間が長くなってしまう可能性があります。
結婚相談所がHPに記載している成婚実績もチェックしておきましょう。成婚実績があまりよくない相談所だと、活動しても成婚に結び付かず、支払った料金が無駄になってしまう可能性があるためです。
ただし、成婚実績の算出方法は相談所によって異なり、中には実績が良く見えるような計算方法を採用している相談所もあるため、あくまで参考程度に見ておくとよいでしょう。
結婚相談所ごとに登録している会員の属性は異なります。希望条件に当てはまるお相手に出会えそうかどうかを考えながら、相談所を選びましょう。年齢や学歴、男女比といったおおまかな会員プロフィールの内訳は各結婚相談所のHPで見られます。
結婚相談所の料金が、ほかの婚活サービスよりも高いことにはいくつかの理由があります。まずは理由を知り、そのうえで自分に合ったサービスを利用するとよいでしょう。
ほとんどの結婚相談所では、独身証明書や収入証明書の提出や、入会にあたっての審査が義務付けられています。その結果、結婚に対してより真剣度が高い方のみが集まる環境を作りやすくなり、大事な個人情報をシステムで守り続けることにつながります。
結婚相談所の料金には、そうした会員プロフィールの信憑性の担保にかかるコストも含まれているのです。
結婚相談所の料金の多くには、婚活のプロによるサポート費も含まれています。
結婚相談所を利用される方の中には、これまで婚活パーティーやアプリなども利用して出会いのきっかけがあるにもかかわらず、なかなか交際に進めなかったり、交際スタート後に生活感や結婚観にギャップがあることが分かり、結婚までにつながらなかったりするケースもあります。
うまくいかない原因を自分自身で見つけられなくても、第三者のカウンセラーという存在があることで客観的に分析ができたり、カウンセラーのアドバイスを実践してみることで不安が解消され、交際がスムーズに進むようになったりとたくさんのメリットがあります。
結婚相談所の料金は、相談所によって異なります。サービス内容や理想のお相手に出会える環境があるかなど、さまざまな要素を考慮したうえで自分にあった相談所を選びましょう。
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