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結婚してからもめないための夫婦のお金のやりくりと管理のポイントとは

結婚してからもめないための夫婦のお金のやりくりと管理のポイントとは

2019.07.02 結婚

「幸せな夫婦生活を送れると思っていたら、お金のトラブルが次々と発生した……」

独身時代は仲の良いカップルだったのに、いざ結婚するとお金のトラブルでケンカが絶えない夫婦は少なくありません。結婚してからもめないために、結婚前から考えておきたい夫婦のお金のやりくりや管理の方法。この機会に学んでみませんか?

今回は、結婚してからもめないための夫婦のお金のやりくりと管理のポイントについて考えていきましょう。

目次

    みんなはどんな方法でお金を管理しているの?

    みんなはどんな方法でお金を管理しているの?

    ボーナスの時期になると、テレビのワイドショーなどで会社員のお父さんが「我が家はお小遣い制です」なんてインタビューで答えるシーンをよく見かけますよね。

    でも、お友達夫婦とお金のやりくりや管理についてはなかなか話ができないもの。気になる「よそのご家庭のお金の管理」について調べてみました。

    子どもがいる共働き夫婦がどんな方法で家計管理を行っているのかアンケート調査を実施したところ、次のような結果となりました。

    共通財布・・・49%
    完全別財布・・・17%
    夫(妻)が生活費をすべて負担、妻(夫)は貯蓄・・・17%
    その他・・・16%

    「共通財布」と回答した共働き夫婦のうち、最も多かったパターンが「妻が夫婦の収入と家庭の支出を一括管理、夫はお小遣い制」でした。

    夫婦のお金のやりくりが上手くいかない原因

    夫婦のお金のやりくりが上手くいかない原因

    夫婦のお金のやりくりが上手くいかない原因には、次のようなことが考えられます。

    ・お互いの収入・貯蓄を把握していない

    夫婦の財布を別々にしている家庭によくある原因です。共同口座を作って収入の一部から生活費は入れるものの、収入の全体像や生活費を入れた残りのお金をお互いに把握していないため、後になって「実は収入が少なかった」「貯蓄がゼロだった」ということが発覚するケースも少なくありません。

    結婚後にお互いの金銭感覚のすり合わせをせず、独身時代の感覚のままお金を使ってしまうと、節約や貯蓄に関する二人の考えが一致せず、お金のトラブルにつながりやすくなります。

    ・生活費の負担の不公平感

    家庭の出費のうちどこまでを「共通の出費」とするか、「個人の出費」とするか、決めたこと以外の負担のルールをどうするか、しっかりと話し合いをしておかないと後から不公平感が生じてしまいます。

    たとえば、夫の収入の方が多いのに、負担する生活費は夫婦とも同じ額だったり、妻の産婦人科の検診代を「共通の出費」か「個人の出費」か、決めていなかったりなどです。

    「どちらが負担すべき費用か」を、その都度お互いの納得のいくまで話し合わなければ、いずれ大きなトラブルに発展してしまいます。

    ・普段からお金に対する不満を抱えている

    普段から夫婦であまりお金の話をしないために、ある時ふとした瞬間に不満が爆発するパターンです。

    不満を感じたときにその場で話し合えば良いものを、溜め込んでしまうために「なんでこんなに収入が低いの!?」「お前は専業主婦だから楽だよな!」など、相手のプライドまで傷つけてしまうような言い争いになってしまいます。

    上手なお金の管理のポイント

    結婚してからもめないために、早めに決めておきたい上手なお金の管理のポイントをご紹介します。

    出費の項目ごとの担当やルールを明確にする

    出費の項目ごとの担当やルールを明確にする

    管理の方法が共通財布か、完全別財布かに関わらず、食費や住居費、子供の教育費など、お互いの収入に合わせてなるべく不公平感が生じないルールを決めることが大切です。何を夫婦にの共通費用とするか、お互いに負担の割合はフェアか、きちんと話し合いましょう。

    とくに新婚のうちはお金のやりくりや管理について次々と問題が発生するので、そのたびに話し合いの場を設けることをおすすめします。

    お互いの貯蓄額を「見える化」する

    お互いの貯蓄額を「見える化」する

    「夫(妻)は正社員だから、ボーナスもあるし収入に心配はない」と思っていても、フタを開けてみたら実は「貯蓄がゼロだった」「独身時代からの借金があった」など、お金のトラブルにつながる実態が明らかになることも少なくありません。

    マイホームの購入、子育て、親の介護など、夫婦生活を続けていくうえでその時々に大きな出費が発生します。将来のマネープランに合わせて、夫婦で協力して貯蓄をしていくことは非常に大切です。共通の貯蓄用口座を作るなどして、家庭の貯蓄額を「見える化」するところからはじめましょう。

    貯蓄のルールや目的を決める

    貯蓄のルールや目的を決める

    貯蓄のルールがあいまいだと「自分だけが貯金していて、夫(妻)は散財していた」ということもありますし、目的のない貯蓄は「今月は少し出費が大きいから貯金を切り崩そう」というように、いつまで経ってもお金が貯まらないことになってしまいます。

    貯蓄の見える化と同じく、月の貯金額や貯蓄の目的も明確に決めることをおすすめします。それから月に1回くらいのペースで貯金額や目的を確認する機会を設けると良いでしょう。

    転職や出産・育児などで収入が減ったときの対策を話し合う

    転職や出産・育児などで収入が減ったときの対策を話し合う

    現在は正社員で安定した収入があるとしても、将来的に転職や出産・育児などで収入が経ることも想定しておく必要があります。たとえば将来の大きな出費に備えて積立をしておくとか、収入が減った際にどの出費を削るかなど、あらかじめ対策を決めておけばいざというときに焦らずに済みます。

    月に1回は家計についての話し合いを持つ

    月に1回は家計についての話し合いを持つ

    支出や貯蓄についてルールが定まったら、実際に運用してみましょう。月1くらいのペースで報告会や話し合いの機会を持つことで、家計の現在地、マネープランのすり合わせができます。

    最初は面倒に感じるかもしれませんが、スケジュールに組み込めば自然と習慣化していきますよ。

    まとめ

    夫婦のお金のやりくりと管理のポイントとについてまとめてみました。

    結婚後は避けて通れない家庭のお金の問題。夫婦共働き世帯で二人ともに安定した収入があったとしても、実はお互いが相手の収入や貯蓄をアテにしていてまったく貯金がなかったというケースも少なくありません。

    夫婦の財布を共同にするか、別にするかはケース・バイ・ケースですが、支出や貯蓄についてはお互いに話し合いの機会を持って、「見える化」と「ルール化」を進めていきましょう。

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