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先が見えない時代こそ、結婚がセーフティーネットになる理由とは

先が見えない時代こそ、結婚がセーフティーネットになる理由とは

2019.04.12 結婚

現代は、先の見通しがつかない時代です。大企業が簡単に外国企業に買収されてしまったり、突然、人員削減などのリストラを行ったり…。

そんな現代を生きていると「たとえ結婚しても生活していけないのでは?」と結婚に対して躊躇してしまう男性もいるでしょう。

しかし、実は、結婚は男性にとっても、ある意味「セーフティーネット」になるのです。先が見えない時代だからこそ、男性も結婚していた方が安心だと言えます。

なぜなら、いざというときに結婚相手であるパートナーがあなたを支えてくれるからです。現代は、「男性が家族を養っていく」という時代ではありません。夫と妻が一緒に支え合って助け合いながら生きていく時代なのです。

そこで、今回は「先が見通せない時代だからこそ、結婚した方が安心な理由」についてご紹介しましょう。

目次

    先が見通せない時代に結婚するのは不安?

    先が見通せない時代に結婚するのは不安?

    最近、大手の会社がさまざまな事情で外国企業に買収されたりしています。また、経営が安定していた会社でも、業績の悪化により人員削減を行っている大企業も少なくありません。

    そんな状況の中で働いていると「自分が結婚したとして、果たして将来家族を養っていけるだろうか」という不安を感じる男性もいるでしょう。しかし、今の時代は「男性が家族を養うもの」というスタイルから徐々に離れつつあります。

    もちろん、妻が妊娠したり子育てをしたりしている間は生活費を夫が稼いでくる必要があります。しかし、基本的には夫婦で共働きの家庭が断然多いです。

    その理由としては、現代は男女ともに収入が少なかったりするなど、共働きをしないと生活できないという現代特有の事情があります。ただ、それだけではなく女性側も積極的に「結婚後も仕事をしたい」と考えていることが多いようです。

    「仕事が生きがいなので続けたい」とか「自分の自由になるお金が欲しい」など、理由はさまざまですが、女性は意外と結婚後も働くことに抵抗がありません。

    もちろん、中には専業主婦志向の女性もいます。しかし、そんな専業主婦志向の女性であっても、いざ、結婚してみると「家にばかりいるのはつまらない」とか「生きがいが欲しい」と言って働き始めたりします。

    ですから、「男性が稼いで家庭を支えなくてはならない」という強迫観念は持つ必要はありません。むしろ、現代女性が夫に求めているのは「家事力の高さ」だったり「非モラハラ夫であること」だったりします。

    つまり、共働きをしていく上でストレスを感じないで暮らしていける夫を望む女性が増えています。

    結婚後、妻に支えられる男性も多い

    結婚後、妻に支えられる男性も多い

    昔の価値観では、「夫が妻を守らなくてはいけない」という考え方が強かったのですが、現代では結婚に対して「お互いが助け合う」というイメージで考える女性が増えています。

    ですから、男性もあまり深刻に考えず、もっと結婚に対して前向きになっていきましょう。ふたりで働いて、今よりさらに豊かに暮らしていくイメージで結婚について考えていくことをおすすめします。

    「男性側が家庭を守るために何が何でも頑張らないといけない」という時代は、もう過去のものです。

    ところで、若い男性に限らず、バブル期を経験した50代くらいの男性の中にも、現在「結婚していたおかげで妻に助けられている」という方は意外と少なくありません。

    「結婚していたおかげで人生に挫折しても妻に支えられ、乗り越えられた」という男性も多いです。そこで、ここで具体的な例として参考になりそうな男性のお話をご紹介しましょう。

    超エリート社員だったのに、会社の業績が落ちて希望退職に追い込まれた吾郎さん(55歳・仮名)の体験談です。

    お見合いを重ねてやっと出会えた吾郎さんの結婚相手とは

    お見合いを重ねてやっと出会えた吾郎さんの結婚相手とは

    吾郎さんは超有名大学を卒業して、当時「就職企業人気ランキング」のベスト3に入るような企業に就職しました。人気企業だったので、知人女性からの合コンの申し込みも絶えなかったそうです。

    しかし、女性に対して消極的な吾郎さんは、女性と出会う機会があってもそこから交際につなげることができないでいました。そんな吾郎さんを見かねたお母様は、プロの仲人さんにお願いして次々と結婚相手を紹介してもらいます。

    吾郎さんが20代のころは「女性はクリスマスケーキ・男性は大みそか」と言われていて、女性は24歳、男性は31歳までに結婚できないと「結婚適齢期を逃した」とされる時代でした。なので、吾郎さんのお母様も必死で仲人さんにお願いしてお見合い相手を探していたようです。

    でも、毎回、吾郎さんは女性とうまく会話ができず、1度会ってそこで終わってしまうことが続きました。それでも、あきらめないお母様の猛烈プッシュのおかげで、ある日、お見合いで吾郎さんは「なぜかものすごく会話が弾む女性」と出会います。

    真理子さん(仮名)と言って、とても快活で前向きな女性です。吾郎さんは子供のころからクラシック音楽が好きだったのですが、お相手の女性である真理子さんは音楽大学を卒業しているピアノ教師でした。

    お互い趣味が同じということもあって話は盛り上がり、その流れですぐに結婚が決まります。吾郎さんが30歳のときでした。

    超エリート会社員だった吾郎さんの予想外のリストラ

    超エリート会社員だった吾郎さんの予想外のリストラ

    この時点で、超エリート会社員だった吾郎さんと結婚できた真理子さんは、ある意味とても条件のいいお相手と結婚できたとも言えます。その後、2人の子供に恵まれた吾郎さんと真理子さんは、相性がよかったこともあって仲良く暮らしていきます。

    吾郎さんはかなりの高年収でしたが、一方の真理子さんもそのままピアノ教師の仕事を続け、それなりにキャリアを積んでいきました。順調に思えたふたりの結婚生活でしたが、転機は吾郎さんが50歳のときに訪れます。

    ずっと順調だった吾郎さんの会社の業績が、時代の変化によって急激に悪化したのです。そのリストラ策として、社内で希望退職の募集が始まりました。残るという選択肢もあったのですが、残った場合少なくなった人数で仕事を回していかないといけなくなります。

    何より会社の将来に期待できないことを考えると、「退職金の上乗せがあるその時期に辞めた方がいいのではないか」と吾郎さんは考えました。何より結婚した奥様が、残業が増えて体調不良を訴える吾郎さんの身体を心配し、「身体を第一に考えて欲しい」と言ってくれたことが背中を押してくれたのです。

    思い切って退職した吾郎さんは、その後、小さなベンチャー企業に就職をしました。お給料は以前の会社に比べるとかなり減ったのですが、それでも何とかふたりの子供を大学まで進学させています。

    吾郎さんが安心して退職できたのは、奥様がピアノ教師としてそれなりの収入を得てくれていたこともひとつの理由です。「自分がいまだ独身だったら、転職に対する不安から会社にしがみついて今頃身体を壊していたかもしれない」と吾郎さんは言います。

    やはり、結婚して人生のベストパートナーがいることは、吾郎さんにとって金銭面でも健康面でも大きなセーフティーネットとなったのでした。

    結婚は女性にとってのメリットが大きく、男性にはメリットが少ないと考えている男性もいるかもしれません。しかし、先の見えない今の時代だからこそ、男性にとっても結婚は最高のセーフティーネットになると言えるでしょう。

    まとめ

    まとめ

    結婚したいけど、「たとえ結婚しても生活していけないのでは?」と考えている男性がいるなら、それはむしろ逆だと考えていいです。結婚してお互いが働くことで家庭内の収入が増えます。

    結婚は「家族を養うこと」ではなく、お互いを助け合えるセーフティーネットであることを知っておきましょう。それによって、結婚に対しても前向きになれるはずです。

    いまだ、昔の価値観で結婚を躊躇している男性がいるなら、ぜひ、考え方を変えてみてください。しあわせな未来が見えてくるかもしれません。

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